洋らんの交配登録

洋ランの交配の歴史は古く、1800年代中期から盛んに交配種の作出が行われてきました。
増大する種の管理のため、統一したリスト(通称、Sander’s List、サンダースリスト)が作られるようになり、現在はRoyal Horticultural Society(RHS、英国王立園芸協会)が登録を管理しています。

かつては申請書と写真を郵送でやりとりしていましたが、2018年からはインターネット上で簡単に登録の手続きができ、登録申請料の支払いまでできるようになりました。登録申請から数日以内には担当者からメールで返信があります。登録の確認証の電子版が送られてきて、間違いがなければ登録となります。

登録には花粉親、種子親の情報、希望する交配名、開花写真などが必要です。必須フィールドは少ないですが、データベースに記録される情報ですから、なるべく詳細まで用意して登録することが望ましいと思います。

RHS – Plant Registration
https://plantregistration.rhs.org.uk/


登録された交配は、RHSのホームページで確認できます。世界らん展など大きならん展では出品窓口で案内が出ていることがありますが、らん展などに出品する際は、綴りや登録に間違いがないか、属名は最新のものになっているかなどを一度調べておくといいと思います。特に未登録の状態で購入した交配種などはいつの間にか登録されて交配名がついている場合もあります。

購入したランがどんな種類を親に持つのか、1度調べてみると新たな発見があって面白いかもしれません。

RHS – Search The International Orchid Register
http://apps.rhs.org.uk/horticulturaldatabase/orchidregister/orchidregister.asp


国際園芸株式会社では1964年以降、400種以上の交配を登録しています。
(※‘Kokusai’もしくは‘Gauda Orch.’での登録、2019年7月現在)